運転基礎能力トレーニング
運転基礎能力トレーニングシステム

高次脳機能障害をお持ちの方や、脳卒中や頭部外傷等の後遺症により運転再開に不安のある方、高齢者ドライバー、日常運転する機会のある方など様々な立場の方へ、運転復帰・継続をサポートするトレーニングシステムです。
車の運転と同様に、ハンドルやアクセル・ブレーキペダルを使用し、モニタに表示された訓練課題を行うシステムです。アイトラッキングを使用したトレーニングもできます。
運転時に必要とする基礎能力の訓練を個人のレベルに応じてトレーニングし、実技訓練に向けた課題を認識することができるシステムです。
効果的な課題コンテンツ
運転時の基礎となる視覚や聴覚による判断力の訓練、注意分配、視空間認知、処理速度など、項目ごとの運転動作と絡めた課題に分かれています。
回復期リハビリテーションセンター等が取り組んでいる、自動車運転再開支援に使用されているシミュレータ訓練の前段階の訓練項目の為、現リハビリプログラムに組み込むこともできます。
更に、開始前に画像と音声で訓練内容を伝えることでより課題を明確化し、数値化された結果データから自身の訓練状況を把握することで、実車訓練に向け、低下している機能を繰り返し訓練することで運転基礎能力の向上を目指します。
そのため、改善点や課題を現場スタッフが適切に指導しやすいシステムです。

活用方法
